ラケット購入の注意点と張りの工賃

『知ってる人は知ってる。ラケット購入の注意点と張りの工賃』
ネットで購入したラケットは、フレームのみでお持ちください。
もし購入特典でストリングがついてきたとしても、張らないことをオススメします。

なぜなら、せっかくの新しいラケットの性能が出しきれないばかりが、傷みやすくなるからです!

今までにもお伝えしたとおり、専門知識のないストリンガーが張ると、ラケットが歪みます。
当店でも、ネットでフレームを買われるお客様は多いですが、ほとんどの方は買ってすぐに張りに持ち込まれます。

特に海外サイトや、並行輸入品を扱っているショップでは、海外で張られて日本に輸入されている場合があります。
これは、いつ張られたかも分かりません。
そういった状況を防ぐためにも、
張らないで購入して、信頼できる専門店に張りを持ち込むことが最善です。

また話は変わりますが、保証の問題もあります。
ラケットというものは、メーカーや輸入業者が販売後半年から1年の間、通常使用の中での折れやヒビに対して保証します。
それを込みの価格となっています。

率直に言うと、あまりに安い海外ショップや並行輸入会社では、中々保証してくれません。
だって、保証したらその分赤字ですから…

正規輸入品、いわゆる「メーカー品」は、比べると高価ですが、しっかり保証対応してくれます。

ガット張りも同じです。
工賃が安いところは、責任を負わないで済むように考えてます。
→この値段なら文句は、言わないだろうと考えてるからです。
しっかり工賃を取るお店は、責任を負う覚悟があるとお考えください。
→自分の仕事(技術)に対して情熱を傾けている証でもあります。

意外と気をつけないといけないのが、工賃が安い店は商品が定価の場合が多いです。
なので高価格帯のガットを選んだ場合は総額は対して変わらないことも…。
『工賃が安い=良心的な店』では、決してありません。

結局は、安かろう悪かろうなのです。


・糸が寄れるのが嫌でテンションを上げる人
→→ちゃんと張っていればそんなすぐにはよれません。

よくあるお客さんの勘違い集